最近までしていた技術やサービスで起業するが、今まで会社やサロンで担当が行っていた、プロモーションや集客方法が分からない

頭の中では、伝えたい事や自分のサロンのコンセプトが、しっかりあるのに、それを文章にして伝えられないのです。

 

私自身がそうでしたし、私が起業してから参加したセミナーや勉強会でも、説明がありました。

 

大手の企業が参入する場合、マーケティングから始め、ビジネスモデルを構築してから始めるケースがほとんどです。まさに、『成るようにして成る』のです。

私たちのような、小規模サロンの起業者は、今までやってきて自信を持った技術やサービスで独立・開業するのですが、成功する為に必要なビジネスモデルや打ち出しが後付けになる場合が多いのです。

 

ただ、私たちの小規模サロンでしか出せない特徴も多いわけなので、大手と同じことをする必要もありません。

 

オープンの日までに何とか全部を間に合わせようとする

 

今思えば、私も必死に間に合わそうとしていました。

私の起業したサロン、プーラは、駅から近いサロンですが、一本細道に入ると

住宅地に囲まれた隠れ家サロンです。

 

人もあまり通らず、全然注目もされていないのに、私自身は埼玉県の全住人に

オープンの進捗を全て見られているかの様なプレッシャーで必死になっていました。

 

冷静になって考えれば、大手のサロンでも新業態の進出時にはパンフレットを

メニューごとに一枚一枚分けてつくり、オシャレな封筒などに入れ、オープンを迎え、

運営しながら検証を繰り返し正式なパンフレットを作成する事も多いので、そう焦る

必要もなかったのですが、とにかく必死に焦っていました。

 

その頃、東日本大震災が起き、ポイントカードやメンバーズカード、パンフレットなどのツールどころか、内装の工事が出来ない、資材が届かないなどの流通パニックに陥ったじきでしたから、ある意味で、世間から理解されたうえで、色々な物が揃っていない状況でオープンを迎える事になりました。

 

今、私が思うのは、小規模サロンや個人サロンのオープン後、いきなりお客様が殺到する訳ではないので、少しずつサロンを運営しながら作っていく方が良いと思います。

どれだけ準備していても、色々な面で方向修正は必ず必要になってきます