私自身が経験した、心無い営業電話の数々

埼玉初のヘッドスパ専門店を浦和にオープンしたのは、2011年4月2日 日本中が悲鳴をあげた東日本大震災の直後。


物資の流通がパニックに陥り、内装工事に必要な商材が届かず、

電力の不足が、想像した事もなかった計画停電へと反映し、

浦和の街からも度々光が途絶え、工事が何度もストップしました。


被災地の方を想えば、命あるだけで感謝すべきですが、希望と資本を全て懸けた私の 初めての起業は、日本中が『自粛』を行った、暗い経済状況からの船出となりました。


被災地に向け、小額ながら募金をしたその手は、寒さで冷えた指先とは逆に、先行きの不安感からか掌には汗がビッショリだった事を今でもハッキリ覚えています。

 

 

そんなオープンの当日から、掛ってきたのは営業の電話ばかりでした

 

勿論、すべての営業の会社・人が悪いとは言いませんが、かなり悪質な電話もありました

 

 

・『完全に無料・モニターサイトとして一銭も費用が掛からずに』

 と冒頭で話しているのに、担当者が変わり、システムの説明から始まり

 最終的には、契約しなければモニターサイトには載せない

 

・『上司と相談し、必ず返事をいたしますのでお待ちください』

 と度重なる商談の上、最終的には、相手の利益が無かったのでしょうか?

 返事を頂けず自然消滅のフリーペーパー会社

 

・電話営業した事すらも忘れ、何度も掛ってくる同じ営業電話会社

 

・偽りの口コミを書いて、サロンを紹介するサービス会社

 

・昔のスポーツ選手などとの対談を提案する媒体紙。勿論有料

 (後で知った話ですが、この掲載紙と契約してしまうと『あの会社と契約したなら』

  と、経営者の警戒心が低いと判断され、更に営業電話を増やす事になる媒体紙でした)

 

真剣な話、人を信用するのが怖いとさえ、思う時期がありました。